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双葉郡大熊町(福島県)でのリサーチプロジェクトに招聘いただき、「見えない気配/痕跡 ワークインプログレス展」として経過発表を行った(プロジェクト継続中)。

本作のために、町役場の方々と共に、帰還困難区域で録音を実施。
成果物としての録音源に価値を置くのではなく、録音という行為が、録音者の世界の見方をどのように変えていくかという観点を重視した。録音は、帰還困難区域の中、のすでに開発が進んでいる海辺と、震災当時のまま残された小学校の校庭で行われた。

– 同じ場所に集合し、録音を開始する。
– 録音中は各自自由に行動することができる。
– 決められた時間に再度録音開始場所に集合し、録音を終了する。

上記の条件のもと、各自が帰還困難区域内を行動した記録としての音声が残された。
作品はすべて同期され、並べられた4つのスピーカーからそれぞれ再生される。

Date
January 14-21, 2025
Venue
Okuma Incubation Center, Fukushima
Exhibition
unseen presence / invisible traces

CREDIT

  • 技術協力:岩田拓朗(arsaffix Inc.)
  • 録音協力:阿部峻久、苧坪祐樹、⼭本曉甫、吉⽥和誠

 

  • 主催:見えない気配・痕跡プロジェクト
  • 助成:公益財団法人 福武財団
  • プロデューサー:阿部峻久
  • キュレーター:山本曉甫
  • 記 録 撮 影 :吉田和誠
  • アシスタント:日向志帆