どれもが真実であることの苦しさについて

下記の条件のもと、福島県大熊町の帰還困難区域内にて、町役場の職員の方々と録音を実施した。

– 1人1台レコーダーを持つ
– スタート地点で全員同時に録音を開始する
– 録音を開始した後、各自自由に区域内を探索する
– 決められた時間に再集合し、同時に録音を終了する

4つのスピーカーからはそれぞれの録音が同期して再生される。全員が同じ場所にいる状態から徐々に単独行動が始まり、4つの異なる足音が聞こえてくる。録音の後半、偶然、2人は浜で、残りの2人は建設中の防波堤の上で合流する。浜の2人が波打ち際で水に濡れたことを騒いでいるその瞬間、あとの2人は遺骨収集を続ける木村さんの話をしていた。

Credit

  • 技術協力:岩田拓朗(arsaffix Inc.)
  • 録音協力:阿部峻久、苧坪祐樹、⼭本曉甫、吉⽥和誠

 

  • 主催:見えない気配・痕跡プロジェクト
  • 助成:公益財団法人 福武財団
  • プロデューサー:阿部峻久
  • キュレーター:山本曉甫
  • 記録撮影:吉田和誠
  • アシスタント:日向志帆
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍
  • 轍