窓に設置されることを想定した（展示会終了後、ジョージアの街の窓辺に恒久設置される）この作品は、1本の細い糸で編まれた大きさの異なる鈴の集合体。鈴の重みの違いが吹く風の強さによって音を変え、月日が経つと糸は鈴の自重で一瞬で解け、鈴の音はジョージアの街に散る。

*作品タイトルは風で種を飛ばす植物/種を指すAnemochoreに由来

風の目たち／The eyes of the wind

キュレーターの吉田山さんによる、ジョージアのトビリシを舞台にした展覧会「風の目たち／The eyes of the wind」で発表。参加した作家20名は、キュレーターが現地まで空輸するため5cm×5cm×5cmの小さな箱に入る作品を出品した。